住居費は賃貸と購入ではどっちがお得か

賃貸に住み続けるのも、購入するのにもどちらにもメリット・デメリットがあり、各家庭の状況やニーズによりどちらの方がいいのかは変わってきます。今回は3つのポイントから両者を比較してみましょう。まずは、50年住んだ場合にかかる費用はどうなのか、転職や家族構造の変化などの家計の変化に強いのは?もし購入するなら早いほうがいいのか?順番に見てみましょう。

50年住んだ場合どちらがお得?

マンションの1室をローンで購入した場合と、同じ広さと立地、浅い築年数のマンションを賃貸した場合を比較してみましょう。マンションを購入する場合、毎月のローンの支払いに加え、管理費もかかってきます。頭金も必要になるので、購入前にまとまった資金が必要になりますが、ローンの支払い後は基本的に管理費のみで暮らせます。

一方同じような条件の賃貸マンションに50年住み続けた場合、50年間毎月家賃が発生します。そうなると、購入する方が費用が安くなりやすいそうです。ただし、家族構成の変化に合わせて引っ越しをしていくと賃貸の方が安くすることもできます。

但し、住居費の金額の差は500万前後という試算もありますので、ご自身のライフスタイルやニーズに合わせて選ぶのが一番かもしれません。

家計の変化に対応しやすいのはどっち?

購入の場合、初期費用として頭金などの支払いが数百万円かかります。この時点で、前もって計画を建てて貯蓄をしておかなければなりません。毎月のローンや管理費の支払いがしばらく続き、20年、30年後にメンテナンス費やリフォーム代で数百万かかることになります。ローン支払い後は管理費と、必要に応じてのメンテナンス費がかかってきます。

これを見ると、購入の場合はまとまった出費が数回あるので、それを考えた貯蓄が必要です。また、途中でローンの支払いが厳しくなった場合でも支払い続けないと住むことはできません。

一方、賃貸の方は、初期費用は家賃の数か月分で済みますし、購入の場合のようなまとまった出費はあまりありません。購入の場合とは違い、住む限り家賃が発生しますが、その時の家計の状況に応じて住み替えることができます。

ローンの支払い期間の30年前後を比較すると、購入の方が家計への負担はありますが、ローン期間後の20年前後を比較すると、賃貸の方が家計に負担が出やすいです。

購入するなら早いほうが良い

ローンのことを考えると購入は早いほうが良いです。遅くても40歳前後までにしましょう。40歳後半になると、定年退職後もローンの支払いを続けないといけなくなります。収入が減った後にローンの支払いはするのは大変なことです。また、退職後はローンが組みにくくなります。というのも、ローンを組める条件として安定した収入があることが必要だからです。

また、若い人がローンを組む場合では、勤続3年以上の仕事についていることが必要になります。これも今後安定してローンの支払いができるかどうかの指標になるからです。住宅ローンを組む時に是非入っておきたいのが団体信用保険、団信とも言われているものです。

これに入っておくと世帯主に万が一のことがあった場合にローンの支払いがなくなります。これにも加入の条件がありますが、住宅ローンを考えている方は必ず知っておきたい情報です。

まとめ

住居費は結局どっちがお得なのか、難しい問題ですが、老後の住処の心配を減らしたい、負担を減らしたいのであれば購入、その都度必要な住居を確保できるようにしたい場合は賃貸がいいのではないでしょうか。あなたの毎月の収入や年齢を加味してご家族と相談してみましょう。

この記事をシェアする